アップセット?
7 月 20th, 2008と呼べるかどうかはわかりませんが、唯一危ないかもと思っていたスロベニア、やはり負けてしまいました。。
個人的には、スロベニアvsギリシャでの準決勝が見たかったですが、仕方ないですね。
カルロス・アローヨを全く止めることができない。+スロベニアのメンタル弱すぎと思いました。
もう少し、粘ることができればと思うんですが、主力を大きく欠くスロベニアに打つ手はありませんでした。
今回、純粋なPGがいなかったことがスロベニアの大きな痛手だったと思います。やはり、勝つためにはウードリックが必要でした。ラコビッチはとても良い選手ですが、タイプ的にはSGなので、ゲームをコントロールする力はあまりなく、ピンチの時にシュートセレクションが悪く、逆にピンチを招くという悪循環でした。
また、ラコビッチは身長が低い(おそらく175くらいしかないでしょう)のため、ディフェンスでもアローヨの3ポイントをらくらく許してしまっていました。
もう一つ、勝てると思っていたインサイドも、思ったより支配できなかったのも敗因です。プエルトリコはビッグセンター2人、ピーター・ジョン・ラモス(220cm)、ダニエル・サンチアゴ(216cm)を同時にコートに出すなど、上手く2人を機能させ、またゾーンなども有効に使い、スロベニアの攻撃を良く守りました。
スロベニアはプエルトリコのインサイド2人(機動力はあまりないため)をアウトサイドへ引っ張り出す必要があったと思いますが、ネステロビッチやスロカールではそれができませんでした。
ネステロビッチに3ポイントを打つ力はなく、スロカールはあまりに経験不足。
マチャス・スモーディス(CSKA Moscow)がいれば、3ポイントが打てるし、インサイドもスロカールに比べてタフなので、少しは展開が違ったのではないかと思うと残念です。
後、今年ドラフトされた、ドラギッチも不発。というか、運動能力あまり高くないので、ちょっとその評価に疑問が残りましたね。
以上、スロベニア目線でした。
プエルトリコはとても良く頑張りましたね。っていうか、普通に考えたらアローヨがボール持ちすぎって思うんですが、それが見事に機能しました。アローヨを守りきれないために、オープンの選手が増え、アローヨはそこから的確にパスを出すことができるので、見事に3ポイントを打たせました。そして、リーやアユソなど、脇役が良くシュートを決めましたね。
NBA選手は結構ボールを持ちすぎる傾向にある(ルールの違いがあるので仕方ないかと)ので、ナショナルチームがNBA選手を招集する場合、逆にチームとして機能しなくなる場合があります。ボールを持ちすぎてしまい、守りやすくなりますし、NBAのコートほどスペースがないので、不利になります。
例えば、2006年の世界バスケであれだけ活躍したトルコが、2007年ユーロで惨敗したのは、ターコルーとオクールというNBAスターが入ったため、ボールのシェアというバランスが崩れたためでした。
しかし、彼らはNBA選手。ひとたび、ツボにはまれば恐ろしい力を発揮することもあります。それが時々はまるのがプエルトリコやブラジルといったチームなんだと思います。個人の力、恐るべしですね。
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