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Mahmoud

奇跡的だったファイナル2

8 月 26th, 2008

さて、続きです。

昨日、記事を書いてから、もう一度試合を見て、もう少し冷静に(笑)試合を考えてみました。

今日はUSAの選手についてです。

試合を見ていてすごく嬉しかったのは、USAの選手が本当に集中力を維持し、彼らにとって最高と言えるほどのパフォーマンスを見せてくれたことです。

スペイン同様、USAも試合に出た選手は全てが大きな仕事をしましたよね。ハワードだけは少し、不完全燃焼かな?って思いますが、彼も若いですからね、これからに期待です。

あまりのすごさ、鮮やかさの見とれてしまったのは、やはりコービー、レブロン、ウェイド。この3人はやはり別格でした。

さすが、NBAファイナルを戦ってきたプレイヤーですよね。重要な場面でプレイを成功させたのはほとんどがこの3人です。カーメロもシュートが絶好調でしたが、この3人のパワーの前には目立たない存在でした。

特にレブロンは一番声を出して、チームを鼓舞しているように見えました(実際は分からないですが)。
第3Q終盤、ボッシュのFTの時に、大きな声でファールの数を確認していました。

We are 3 team fouls!! You OK?? We are 3 team fouls!

多分こんな感じです(笑)コービーとボッシュに向かって確認していました。英語って敬語がないから先輩に対しての発言も便利ですね。日本だったらコービーに対して、こんな勢いで言えないのでは?と思います。

面白かったのは、その直後、マルクのゴール下のシュートに対して、その3人で飛び掛っていったシーン。とにかく、体がかってに反応してって感じで、そこに理屈じゃない何かを感じました。3人合わせて給料いくらだよって(苦笑)マルクは幸せ者ですね。ウェイドがファールになってましたが、3人ともファールだと思います(笑)

それにしても、ウェイドってスゴイですね。早すぎ。アイバーソンとかそういうレベルじゃないような気がするんですが気のせい?
しかも、あれだけシュートが入ったら止めようがないですよ、はい。ナバーロが思わずこけてしまった、フェイドアウェイ、鳥肌が立ちました。あれがベンチから出てくるって、嫌なチームです。最悪です。

2006年、ファイナル進出を決めた、ダラスのHCのエイブリー・ジョンソンが「ファイナルは楽しみか?」と記者に聞かれて。
「地上最強のセンター(シャック)と、NBA最高のスコアラー(ウェイド)が相手だ。ちっとも楽しくない

と答えているのを見て、思わず笑ってしまいましたが、今なら気持ちが理解できる気がします。

コービーは最終的に第4Qで13点。ほぼチームの半分を得点した。あの4ポイントプレイもすごかったですが、ゴール近くにドライブして、無理やりのようにねじ込むシュートは誰にもマネできないと思いました。

ここまで、何度か書いてきましたが、2年前に比べて戦略面で大きな変化はないと感じていた(1オン1と、ピック&ロールがプレイの大半であること)と書きましたが、一番の変化はやはりコーチ陣に迷いがなくなったこと。結果的に選手に迷いがなくなりました。大会を通じて、「オープンならシュート」を徹底していました。これをやらないで中へドライブすると、オフェンスのフローが悪くなっちゃうんですよね。実は、コービーだけはこのシステムに最後まで適応できてなかった気がしますが、その分パスやステップに技術でカバーしてました。もちろんミスもありましたが。

レブロン、メロ、ウェイドの2004、2006と経験してきた3人は完璧にこのルールにしたがってプレイできていました。そして、高確率でシュートを決めました。これがなければ決勝は負けていたでしょう。1つのシュートミスがゲームを左右する試合でしたからね。

アメリカはスペインに点差をつめられて、次をミスするとマズイぞって場面が試合を通じて5回くらいありましたが、その全ての攻撃を成功させていました。

また、ゾーンに対しても簡単にですが、フォワードがハイポストにフラッシュしてくる形を取り入れて、ボールムーブに改善が見られました。2回ほど、ショートコーナーを使うプレイをし、その役割をレブロンやプリンスなどがしていました。

それと、ディフェンス。気になっていましたが、2006でギリシャに苦しめられたピック&ロールの対策について。私もちょっと気になっていたんですが、インターナショナルルールは、NBAに比べて、ムービング・ピックにやっぱり甘いんですね。

ここに書いてありますが、いくつかルールの違いがあるようなので、参考にすると面白いです^^

もっとも、もうすぐルールが変更になっちゃいますが。。。

とにかくかなり研究して、大会に臨んでいたことは想像できます。

それと、極めつけは宮路陽子さんのブログ

2004年は「NBA選抜」だったUSAが、ようやく「USA代表」となった、その経緯が良く分かります。私たちには覗くことができない裏舞台なので、本当に貴重なレポートだと思います。

なにか、今までのUSAと違う感じがしたのはこれだったんだと思いました。

とにもかくにも、スペイン代表は初めて、本気になったUSAと戦ったチームとなったのではないでしょうか??

92年バルセロナのドリームチームも、本当の意味で選手が最高のパフォーマンスを出す機会はなかったと思うので。(そういう準備もしていなかったし、それに見合うだけの相手が存在しなかった)

ホントの戦いはここから始まるのかもしれません。USAも次も勝てる保障なんてどこにもないですからね。

2年後、トルコでの世界選手権はどうなってしまうんでしょうか?USAはチームを継続していくのか?そして、ルール変更もあります。おそらくリッキーもNBAにいるでしょうね。大きく動きのある2年間になるかもしれませんね。

実は、準決勝あたりから、「もうすぐ終っちゃうな・・・。」って寂しい気持ちを半分抱えながら試合を見ていました(笑)

終って寂しいですが、最高の試合を見れて満足です。また、エネルギーを充電して、来るバスケットシーズンに望みたいと思います^^




5 Responses to “奇跡的だったファイナル2”

  1. Gamecocks Says:

    はじめまして、
    今日始めてこちらにおじゃましましたが
    素晴らしく濃い内容で非常に楽しく読ませていただきました。
    特にユーロ観戦記、すごいですね!すごい行動力!
    自分も見習いたいです。
    物凄い体験をしてうらやましいです。
    ボディロガのユニホーム最高ですね!(NBAにはあまりもう興味がなく、今は他の国の物を探してますので)
    ラウーフの大ファンのようですね。彼はすごい得点マシーンでしたからね。LSU時代からすごかったですし、ただ私にはクリス・ジャクソンの名前の方が印象に残ってますが。彼はイスラムなのでお酒を飲まなかったのでしょう。

    今度ぜひお持ちのユニホーム(NBAではなく)を
    写真でUPして下さい!
    これからも楽しく読ませていただきます!
    よろしくお願いしますね。

    私のブログ、NCAAやNBAや台湾のSBLなどバスケ中心にたまーに更新してますので。

  2. きむら Says:

    宮路さんのブログ記事読んだんだけど、あれの元ネタと言ってもいいビデオをYouTube上で見れます。はじめはNBA.com上のビデオコーナーで閲覧できたんだけど、今はもう削除されているっぽい。YouTubeのほうもNBAが管理しているみたいだから、こっちは消されることはないと思う。Episodeがいくつかあるんだけど、NBAが管理してるだけあって、全部揃ってるのが嬉しい。見たことない人は是非お薦め!

    個人的には、はじめのあたりに出てくるミーティングで、コーチKがメンバー全員に語っている演説にかなりグッと来た。これからnational teamが船出というときに、国を代表することがいかに素晴らしいかということを熱く語ってた。

    宮路さんが書いているいろいろなエピソードも実際の映像で見られるよ。Magic Johnsonが自らの体験をスピーチしてるとこもよかった。

    ちなみに言語は英語だと思う。聞き取れないこともあるかもしれないけど、選手たちの生の声だから是非見てみて。

  3. きむら Says:

    ↑と言っておいて、リンク貼るの忘れてた!!

    http://jp.youtube.com/view_play_list?p=1D1723D68AA08366

    これね。

  4. マクムード Says:

    >Gamecocksさん

    ようこそ!USC(っていう呼び方します?)にいらしたんですね◎SECのバスケはかなり好きです^^
    PetraviciusがUSC出身とは知りませんでした。昨年、リュタスで結構活躍しましたよね。私の応援するArisもリュタスに大敗しました。

    >きむら

    情報ありがとう!さっそく見てみます。今回はアメリカ勝ったけど、Fibaランクはついにアルゼンチンが1位になった(笑)

  5. しんkj Says:

    たしかに今回ははじめて本気のアメリカをみた気がしますね

    しかし海外のバスケのレベルは本当にあがってますね

    個人的には

    フェルナンデスのハワード越えのダンクに思わず、

    声を張り上げてしまいました

    しかし祭も終わりましたね

    寂しい限りです

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