Euroleague観戦記その6
Return »アテネ2日目
今日は一日何も予定がない日ではあったので、観光をしようと思い、有名は遺跡アクロポリスへ行きました。行ってみたらやっぱり入場料を取られてしまうんですね。観光は大変です。しかし、なんと日曜日は無料と書いてあるのを見つけ、明日行くことにしました。そんなわけで今日は買い物です。
アパレルやお土産には興味がないんですが、ギリシャでしか買えないスポーツグッズには興味があります。しかし、街を歩いていてもPanathinaikosなどのオフィシャルなアイテムはないんですよね。オフィシャルではない偽者(?)のジャージは結構見かけます。Spanoulisのジャージを14ユーロで買いました。オフィシャルではないとはいえ、安いです。
しかたなく、ホテルで教えてもらったPanathinaikosのサッカースタジアムの横にオフィシャルショップがあるからと、地下鉄で15分くらいのAmbelokipi駅に行きましたが、サッカーのものしか置いていませんでした。残念。
せっかくだったので、明日試合観戦に行く予定のオリンピックスタジアムを地下鉄で見学しに行きました。さすがにオリンピックのために作られただけのことはあり、オリンピック公園そのものが半端じゃなく広くて、歩くのも一苦労です。中にはバスケットスタジアム、陸上競技場(サッカー)、室内プールなどがありました。
オリンピック公園
施設に入ることはできないんですが、プールだけは学生の大会が開催されており、入って見学することもできました。この場所で、多くの名勝負があったんだろうと考えると、感慨深いものがありました。とにかく広いので、歩くととても疲れます。ヴェネチアの街より広いんじゃないかとも思えました。ヘトヘトになってホテルに帰ってきました。
ホテルに帰ると、オーナーが試合をチェックしてくれていました。ギリシャ国内リーグは、土曜日と日曜日を使って行われているので、今日も試合があるようです。その中で、アクセスしやすい会場を教えてもらいました。対戦カードはMaroussi対AEL(Larisa)です。どうやらバスで行かなくてはならないようです。試合は7時からということだったので、5時半くらいに出発することにしました。
教えてもらったバスに乗りましたが、バスはとても使いづらいです。アテネは2004年にオリンピックがあったおかげで、観光地としてとても発展したようです。オリンピックのために地下鉄ライン3が用意されてとても便利ですし、英語表記がいたるところにあり、さらにはほとんどの方が英語を話せるので迷うことはまずありませんが、バスは勝手が違うようです。あれだけあった英語表記は一切なくなり、当然ですが車内アナウンスもありません(あっても分からないですが)。案の定、駅を通りすぎてしまい、運転手に事情を話して(英語通じません)折り返すときに降ろしてもらうことにしました。
体育館の名前は「Agios Thomas」。バスを一緒に降りた少年が、「Agios Thomas」の場所を知っているということで、連れて行ってくれました。しかし、連れて行かれた場所に体育館らしきものはなく、ここは教会??同じ名前の教会があったんでしょうか。なにも言わずに少年は去って行きました。取り残された私は本当に困りました。近くまで来ているはずなのに全く分からない。車はものすごい勢いでたくさん走っているバイパスのような道路なのですが、歩行者は滅多にいません。道を聞くにもなかなか聞けないので、とても心細くて悲しかったです。
たまたま、通りかかったバイクの青年に場所を尋ねると、片言の英語で一生懸命体育館を教えてくれました。徒歩5分くらいで到着するようです。しばらく指示通り歩き、バイパスから離れ、細い道に入りました。周りには民家しかなく真っ暗です。近くまで行くとバスケットボールの音と、観客の声援が聞こえてきました。ついに到着です。7時を少し回ってしまい、試合が始まってしまっていました。本当に小さな体育館で、日本の高校の体育館くらいです。チケットを10ユーロで買い、すぐに中に入ると、自由席らしく最前列ゴール裏で見学しました。
観客は200人いないくらいでしょうか。楽器を使った激しい応援があるわけでもなく、Maroussiファンの声援と監督の声が響き渡ります。いまどき、BJリーグでも音楽や演出にこだわっていることを考えると、とても新鮮な感じがしました。お客さんは純粋にバスケットを見に来ているということなんだと思いました。
会場はMaroussiのホームコートで、当然1部リーグなので選手のサイズも大きく、かなり迫力があります。来てよかったと思いました。しっかりスクリーンを使ってFWが点数を取るのがギリシャのバスケットのスタイルだと思いますが、どちらも基本に忠実で鍛えられています。インサイドでの接触にもかなり強いです。
目に止まった選手はMaroussiのSGのSeibutisという選手。運動能力が高く、いろんな形で得点が取れる選手です。ジャンプシュートはもちろんですが、ファーストブレイクでも常に先頭を走っていました。帰って調べたのですが、彼はリトアニア人の若手でなかなかの評価みたいです。そしてなんと2007年ドラフト候補。Maroussiはほとんどのプレイヤーがギリシャ人のようでした。
http://www.draftexpress.com/viewprofile.php?p=426
なんと今年の2順目指名予想のSeibutis
実際はかなりイケメンですよ。やさしかったし。
AELの方のガード2人は運動能力の高いアメリカ人。一人はどこかで見たこと有る選手だなぁとずっと考えていました。思い出しました。98年NCAAファイナル4で見たことがあったのでした。もうかれこれ10年近く前なので、思い出すのに時間がかかりましたが、間違いありません。Stanford大学のPG、Arthur Leeです。とても3Ptsのうまい選手で、彼の活躍でStanfordはファイナル4進出を果たしたのでした。意外なところで思わぬ選手と出くわすものです。こういうのが旅の面白さかもしれませんね。ギリシャリーグには、NCAAファンにはおなじみのプレイヤーが意外にたくさんいます。
またまたブレてますが、ヘッドバンドがアーサー・リー
試合は接戦でしたが、4QにMaroussiが引き離し逃げ切った形です。試合後は記念にお気に入りのSeibutisからチケットの半券にサインをもらって、暗い会場を出ました。
今度は降りるところを間違えることもなく、無事に帰ることができました。今日は予定外でしたが、レアなギリシャの試合を見ることができて、ギリシャバスケットの強さの片鱗に触れたような一日でした。明日はついに、Panathinaikosの試合を見ます。