9 月 26
ネット中継でも良かったのですが、チャンピオンシップという言葉に騙されて期待して、住んでいるところから、結構遠い中央体育館まで行って来ました。
bjリーグ公式サイトによると、この試合のお客さんは5540人という発表だそうです。中央体育館は7000人キャパらしいのですが、ゴール裏は立ち入り禁止区域になってました。会場に着いたのは5時30分ぐらいで、すでに開場は開始してました。バスケのイベントで、これだけ人が入ったのは、おととしのWBJLファイナル以来ではないでしょうか?屋台も出てました。
やはり大阪エヴェッサの今季最初の試合という意味で集まったブースターの方々も多かったように感じます。仮にエヴェッサブースターだったなら絶対見に行ってるだろうなと思う。
試合
1Qからエヴェッサというよりリンが全開。どんどん得点を重ねていきます。松下にいたD.ブースを見ていたかのようなオフェンスを展開(つまり1on1を外から内からどんどん勝手に仕掛けていくところ)。一方サムスンはミスを連発。オフェンスは機能せず、またディフェンスは手を抜いているのか集中力が無いのかといったプレーぶり。しかし2Qから少しずつシュートが決まり始め、リズムが良くなっていきます。エヴェッサも単純なミスやシュートセレクションの悪さから簡単な速攻を許したりしていた。
後半の出だしはサムスンのペース。明らかにやる気の無いソ・ジャンフンを下げ、ディフェンスを2-3ゾーンに変えてからチームディフェンスに集中力が出てくる。エヴェッサもメンバーを変えていくけど、インサイドが攻めれない。リンにボールが入らないのに、無理にボールを入れようとするからサイドに偏ってしまってボールが回らず苦しいオフェンス。どんどん重たくなる一方でサムスンの外人選手が次々に点を重ねて一気に逆転。
しかし、ここからエヴェッサが粘る。リンに変わってマットが1on1を仕掛けていく。シュートが落ちてもJがオフェンスリバウンドを拾ってねじ込んだり、随所に良いプレーを見せた。特にゴール下でのポジション取りやタイミングが良かったように感じた。前半もファールをもらうプレーが出来ていた。あとはFTが入るようになればいいのだけど(^^
最後はサムスンのシュート率が落ちたことと、Jが踏ん張ってくれたことで粘り勝ちって感じ。終盤もサムスンのほうがボールは回っていたし、最初から集中してやってればこういう結果にはなってない、という印象が強い試合。リンが止められた時にオフェンスが重たくなるのは昨シーズンから変わっていないかなぁ、と。
エヴェッサ新加入選手とその他感想
エヴェッサの新加入になるPGの斉藤選手と、PF/Cの佐藤選手。斉藤選手は1Qから出てましたけど、明らかに動きが堅い。彼自身は、慣れれば問題無いと思うけど、エヴェッサには基本的にPGというポジションの必要性があまり感じられないので、どういう選手になっていくかでしょうね。難しいところです。佐藤選手然り・・・。
城宝選手は体が重たそうでした。出来としてはまだまだの印象です。チョモは積極性が見られたところが◎です。確率は別として3Pやミドルシュートを積極的に打っていく姿勢が良かった。体つきも良くなったように見えたし。プロテクトで残ったわけだし今年が勝負の年になるっていうことを本人が自覚していたように感じました。
日韓チャンピオンシップの位置付け
日韓のプロリーグ交流はとても素晴らしいことなのですが、残念だったのはサムスンのやる気の無さです。また、韓国代表のイ・ギュソプも足の怪我のためにプレーせず。そう、チャンピオンシップを争うという緊張感が無かったのです。おにょさんと帰りのバスで、この件について話したのですが急遽決まった(っぽい)ということや、新チーム且つシーズン前ということもあって無理をしたくなかったのがホンネなんでしょうか。
本気でやるのであればシーズン終了直後にやるのがベストだと思う。お客さんを集めるためにもチャンピオンシップという位置付けにしたのでしょうけど、お金を取るほどのもんでは無かったのかなと思う。例え2階自由席1,000円でもあの内容なら高いと感じる。
インターネット中継
ゴール裏は立ち入り禁止区域と書きましたが、選手のFT時はその禁止区域が映ってしまい、人が入っていないように見えてしまうのは残念でした。一緒に観戦したpg-kさんが仰ってました。ネット中継で世界中の人が見るわけですから、あういうとこを見せてしまうのは良くない・・・。日本バスケのネット中継なんて初めてだろうし、他のメディアにバスケのコンテンツをアピールするためにも、人が入っているところを見せないと。人が入っていただけに、もったいない気がします。
総括
本当のチャンピオンシップという位置付けならお金を取っても良いのですが、調整感覚でやる緊張感の無い試合ならお金を取るべきではないと思う。確かに中央メインはお金がかかるだろうし、ネット中継やるしで費用はかかるでしょう。またバスケというコンテンツを安売りすべきではないので、その方向性に関しては賛成なんですが、調整試合をするならお金は取って欲しくない。お金を取る以上は感動やバスケというコンテンツの素晴らしさ等何らかの形でブースターや新規ファンに与えないといけない。
日韓チャンピオンシップという位置付けと試合の中身やネット中継で書いたアピールの仕方が中途半端だったなという印象でした。あと美しいバスケをもっとやって欲しい。
余談
女子学生の子達がエヴェッサFTの時に、応援歌(女子学生の試合でよくやってる応援方法のひとつ)をやってました。世界選手権でも見た光景なのですが、味方のFTの時に応援するってのもありなのではと。中には批判するグループもいましたけども(苦笑) エヴェッサの演出にしても他のチームにしても新しい応援スタイルってのをどんどん発掘してもらいたいシーズンです。
TB to
2006 bj-KBLチャンピオンシップ(?)ゲーム (試合編) [1]
[1] http://pgk.blog14.fc2.com/blog-entry-155.html
9 月 24
久々の松下電器体育館です。
今年は練習見学に行ってないので昨シーズンの3月の試合以来です。
会場に到着したのは会場10分ほど前。施設の入り口前には、すでに20人ほど並んでました・・・女性達がw 男性でこの時間帯で並んでいたのはもちろん俺一人です。少し恥ずかしい思いもしつつ、開場を待つ。待っている間、過去2~3年はアルビ、東芝、(当時)松下の3チームでプレシーズンマッチを行ってたなぁ~、と懐かしんでました。毎年、グレードが下がっていくのは気のせいだろうか・・・。
ついに開場。プレシーズンマッチではなく、練習見学扱いということで名前を書いて、パスカードをもらっての入場になってました。なんだかなぁ・・・と思いつつも入場。コート内ではすでに日立とパナソニックの選手達がシュート練習を始めてました。俺より早く入場した五十嵐くんのファンがすでにカメラ攻勢。見学席にあたる2階席が埋まるに連れて、フラッシュの数も増えていきました。
そして福岡レッドファルコンズでチームメイトだった竹田選手、佐藤選手、(仙台89ers→日立)上山選手が談笑。話しも弾んでいたように見えます。そういえばファルコンズの解散って、まだ今年のことなんだよな。忘れてはいけないことです。同じ過ちを2度と繰り返さないためにもね。
新加入選手
毎年この時期は新外国人選手がどんな選手か品定めするのですが、日立・パナソニック共に微妙です。昨年のR.フレッチャーはこの時期すごい悪くて、「本当に大丈夫?」と素人ながら観てて、結果的にチームと融合できないまま去っていきました。得点やリバウンドは取れてもね・・・、ってのが感想です。で、パナソニックの公式サイトに出ているティロ・キレット選手・・・微妙!!
206cmあるけど、ドリブル・パスが不安。走るのも早くないし、ブロックショットも上手くない。良いところといえばフィジカルに強いとこ・・・ぐらい?(苦笑)まだコンディショニングが万全でないと思うし、これからに期待してみよう。インサイドのシュートもフリーのシュートより、体にぶつけられながらのごつごつしたシュートが得意そう。幅があるので、スクリーナーとして機能して欲しいところ。パナソニックには良いシューターがいるからね。カスタスは言わずもがな。まだコンディショニングが万全とはいえなそうだったけど、シーズン入ればやってくれるでしょう。彼への心配は今のところありません。
日立の外人選手は昨年からJ.テイトとパナソニックから移籍したJ.ホーキンス。テイトもホーキンスも外のシュートあんまし上手くないような・・・。こうなりゃ、テイト・デッカー(懐かしっ!)も雇ってダブルテイトでやったほうがネタ(?)になると思うけど。控えのグレードもネームバリューからして落ちたと思うし、五十嵐選手のほかには菅選手ぐらいしか印象に残ってない。新人選手がどれだけ出来るかに期待するようでは厳しいと思う。ただ彼らを育てる気はあるのかどうか気がかりです。プレーオフ結構厳しいんじゃないかな。
試合(日立vsパナソニック)
肝心の試合ですが、まずは日立vsパナソニックから。スパカンのペースなのだけれど、日立の外角シュートの確率が高く、またパナソニックにミスもあり、両者拮抗した状態で4Qまで進む。4Qの終盤、川曽選手のノールックパス(!)や3Pシュートなどもあってチームが勢いづく。結果的に10点差ぐらいをつけてスパカンの勝利でした。新外国人と上手くかみ合えばプレーオフにいける実力は持っているチームなので今年こと期待したいところ。
途中出場から3Pシュートを高確率で決めていた川曽選手についてですが、今季は良い若手が入ってきたり、仲村さん、アラジンが抜けたこともあって、真価が問われる時なのかなぁと。まだ慌ててしまうことでの単純なミスもあるけど、試合に慣れれば無くなっていくでしょう。川曽選手が試合に出て活躍してくれればかなり躍進できると思う。期待してます!
日立は・・・なんでバレルを残さなかったのか?っていう。確かに年齢が年齢になってきているけど、東芝のルイスだって結構頑張ってたし、まだまだ出来るんじゃないかな。テイトが印象に残る活躍を見た事はないな。いくら彼が点取っても、あまり脅威じゃないよね。バレルは脅威だっただけに・・・。この試合は90点以上取ったけど、3Pが出来すぎってぐらい決まっていたおかげでもあるから、厳しいんじゃないかな。得点力は90点が限界になりそう。五十嵐選手の負担が増えそうです。
試合(サムスンvsパナソニック)
注目の一戦。この試合が始まる頃には五十嵐ファンもいなくなって閑散とするのかなって思ったけど、結構席は埋まりました。日韓プロリーグチャンピオンシップを観戦する予定だけにサムスンの選手達が気になるところ。気になった選手といえばやはり韓国代表の選手達。イ・ギュソプとソ・ジャンフンはやはり印象に残った。
両選手ともに197cm、207cmで、3Pも打ってくるし高確率。イ選手は日本人選手にはなかなかいない動きでした。スクリーンかけてもらって、3Pラインまで出て、即シュートって場面も。長身で3Pを打てる選手といえばSリーグでは山田大治選手ぐらいしか浮かばないけど、彼にあの動きは無理かなぁと。こういう点では韓国のほうが一歩リードなんでしょうね。スパカンはずっと若手中心。川曽選手が引き続き活躍。西塔選手は3P3連続で決めて応援にかけつけた上司の方々を喜ばせてました。サムスンは退場者が出てからは得点も伸びず。スパカンの若手主体チームに追い上げられてました。両チームが本気でやれば4勝1敗ペースでスパカンが勝ちそうな感じ。
余談だけど、この試合は審判の判定が微妙だったことも多く、清水監督も途中審判にレクチャーするほど。審判と戦うと損なのだけど、この試合はちょっとひどすぎた(笑) 世界選手権では3秒に甘かった(というより判定基準自体が違うみたい)けど、この試合は3秒と3歩に甘かった。世界選手権だったら、サムスンのターンオーバーは何個だったろう(笑)
試合レポートとしてはこれぐらいでしょうか。エヴェッサは展開によってはかなり苦しむと思う。ただサムスンの外人選手と比べるとエヴェッサのほうが断然上。ソ選手に気持ちよくプレーさせないことがキーとなる。
9 月 23
非常に難しい質問です。一言で言い表すのは難しいけど、僕ならこう答える。
ワクワクするチームが見たい、と。
世界選手権はゴールだったのか、それともスタートだったのか
協会に一番問いかけたい質問です。過去、何度も「世界選手権は通過点に過ぎない」と言ってきた僕にとって一番気になるところ。何万人の観客が入ったからといって、それは自慢や成功したとは協会には絶対に言って欲しくなかった。今回の大会で新規ファンを獲得できなかったこと、あれだけの世界大会をそして地元開催である日本自身が一番盛り上がっていなかったのは大きな反省点ではなかったでしょうか。bjを除けば、日本のバスケットボールで一番努力の足りない”新規ファンの獲得”という部分を変えることができなかった。新リーグの開幕1年前にあたるJBLスーパーリーグも今のところ各チームの努力(主にHPなどからの広報努力)は見えてこないし、会場では”新リーグ”の告知も一切無し。JBLのパンフレットが机に置いてあるだけだった。何のための地元開催だったのだろうと首をかしげるばかりです。
納得いかないのはジェリコ解任の経緯
采配の点から見れば解任はある意味納得できる部分もある。ただし、解任にいたるまでの経緯が納得できない。広島予選ラウンドの最終戦にあたるスペインの試合前に(パナマvsNZ戦の結果で予選ラウンド敗退が決定したとはいえ)会見を行うのは日本のバスケットボールを統括する組織として、いや社会の常識からして、ふさわしくない行為。またジェリコの強化方針は、今までの日本には無い-世界から見れば当たり前の強化-方法だっただろうし、代表選手にもう一度プライドを持たせてくれたことが何よりも評価すべき点ではないでしょうか。また、協会のいう「北京五輪出場」という目標は低すぎる。”五輪に出場する”ことはさほど重要なことじゃないし、出場することに意義はない。この日本という国でマイナースポーツにスポットライトが当たるにはメダルもしくはそれに近い成績を残すことしかない。極論かと思われるけど、メディアの露出度はそれだけで全然違う。また出場を目標とするチームと、出場してメダルを獲得しようとするチームでは、それだけで埋めることの出来ない差が生じる。やはりスペインやギリシャと対等に戦えるチームになって欲しい。
鈴木氏の熱い想い
就任会見場にいたわけではないので彼の熱い想いや意気込みを知ることはできないけれど、ここは逆にその想いを知らないことを良しとしたい。選考に関しては納得のいかない部分が多いし、佐古、エリックなどのベテラン選手達のプレータイムにもよると思う。彼らのプレータイムが伸びるのであれば、優勝しても納得いかない。これから数年の日本代表には結果よりも過程が重要なのだから。世界選手権の日本代表は若いといわれていたけど、若いチームは他にもあったしスペインや次回地元開催のトルコも十分に若い。アルゼンチン戦で活躍したスペインのセルヒオ・ロドリゲスはまだ19歳だ。日本代表の川村選手より年下なのです。
代表というのはどんどん若い血を入れていかないといけない。いつまでも佐古世代や田臥選手に頼っているわけにはいかない。若い選手を今後どうやって育てるか、どうやってナショナルチームにつなげていくのかが大切になる。(先のU-19のアジア大会で今後代表入りする選手は何人出てくるのだろうか・・・)今大会でスペインの若い選手達は一段と成長したように感じた。予選ラウンド~決勝ラウンドと試合を重ねるうちに。
これから鈴木氏がどういった強化方針を見せるのか見守っていきたい。ただ本来代表HCは専任が望ましいし、強化・育成をするのは鈴木氏ではなくて、協会の役割だと思う。この役割分担の出来ないところが日本の苦しいところだけども、若い選手をどんどん使って育成しながら強くなっていくチームを見たい。アルゼンチンのPF/CのオベルトがA代表入りした頃、アルゼンチンは強豪国とはいえなかったし、中位国ぐらいのレベルだったと思う。でも、彼らはアテネ五輪では長身センター不在でトップに立った。日本が見習う点はたくさんあるはず。アンゴラの戦い方も然り。
メディアがやるべきこと
「ヨーロッパのバスケがスゴイ!」とか「スペインに魅了された!」とか・・・はっきり言って遅い!!世界のバスケの流れというのをちゃんと見てきたのかと問いたい。そりゃ生で目撃したのだから感動も違うのだろうけども。日本のファンレベルをあげていくにはまず世界のバスケの流れを伝える義務がある。まずヨーロッパ、アジアやアルゼンチンの育成システムがどんなものであるかをエンデバー制度と比較する必要がある。日本の育成システムとの違いや、エンデバー制度が生まれて何が良かったのか悪かったのか、また日本に合う育成システムを考えることも。
日本代表を卑下するな
「日本代表って弱いよね」・・・これは日本代表をちゃんと見てない人がよく言うセリフ。彼らが知ってるのは結果だけ。プライドを持って戦ってくれた日本代表に対して日本のバスケファン自身がこれでは彼らが大会で得たものが台無しになってしまう。また(勝てる内容の試合であったとはいえ)ニュージーランドにあれほどの戦いが出来たことは評価すべき点だし、全敗も覚悟していたから1勝をあげたのはスゴイことだと思ってる。中位国と戦えるようになったことを証明したと思う。佐古やエリック、田臥選手らがいたところで勝っていたとは思えない。
どんな日本代表が見たいですか?
ワクワクするような日本代表を見たい!スペインの今の代表選手たちはバルセロナ五輪のドリームチームの影響が大きかったのは確か。14年かかって彼らは世界でナンバーワンのチームになったんです。14年後、世界の舞台で日本代表が活躍する姿を見たい!そのためにもまずは国内環境を整備することから始めないといけない。協会を批判するのは簡単。なら、彼らの考えに対してノーと言おう。会場に足を運ぼう。TVでNBAを観戦してるだけじゃ、何も変わらない。
TB to
“どんな日本代表が見たいですか?” [1]
アジア競技大会男子メンバー発表 [2]
新・日本代表始動 [3]
[1] http://summernote.exblog.jp/3802368
[2] http://blog.livedoor.jp/rosemint_wakan59/archives/50452979.html
[3] http://pgk.blog14.fc2.com/blog-entry-152.html
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